料理研究家という仕事。

小林カツ代と栗原はるみ 料理研究家とその時代 (新潮新書)

小林カツ代と栗原はるみ 料理研究家とその時代 (新潮新書)

最新号のらくらくプレスに、この本の紹介が載ってた。
まだ読んでいないのでレビューではないんだけど、昔から料理研究家という仕事について興味津々。

私は普通に四年制の大学を出た後就職し、会社員をしていた時期が有ったんだけど、色んな事が有って、実家の仕出し屋を手伝う事になって以降はずっと料理の仕事をしてきた。
なんとそんな初心者が、果ては旅館の板前をし、カフェでは料理だけでなくケーキも作った。
元々は料理なんて嫌いというか、苦手。でも、仕事となると話は別。
仕方無かったというのも有るし、自分で決めた事なので、最初の頃は母親に習い必死に学んだ。
更に元々本が好きだったのもあって、色んな料理本を読んで、様々なジャンルを見て作った。
この頃の経験が、アレルギーっ子を抱えた生活では本当に役立ってる。全ては無駄ではなく、何かに繋がってるなんて、ちょっとキレイ過ぎるなんて思ってたけど、これは本当だと思った。

でも、私はプロにはなりきれない。
何故なら、レシピ起こしが出来ないから。

料理を仕事とする(と言うより、料理を作って貰う為に紹介する仕事かな)プロは、必ず計量をし何度も試作を重ねレシピを起こす。
クックパッドは便利で、かなりお世話になってるけど、やっぱりプロの料理本とは違う。
人によるけど、粉物と汁物が同じレシピに有れば、粉物を先に記載した方が作り易い。
何故なら、汁物を計量した計量スプーンなどは濡れてしまうから。
粉だって色々有るから、その都度洗うのが良いんだろうけど、果ては何本も計量スプーンが有れば良いんだろうけど、一般家庭ではそうはいかない。たまに、油系を先に記載しているものも有り、どんなに美味しいレシピだったとしても、残念な気持ちになる。

その点においても、先の本の二人は完璧だと思う。
色々な経緯から料理研究家という仕事をすることになったと思う。その辺に関しては、この本に詳しく載ってるらしいから、是非読んでみたい。一見、お金持ちの家庭で優雅に料理を作ってる風だけど、そんなことは無いと思う。
NHKの「プロフェッショナル仕事の流儀」だったかで、栗原さんの特集してたのを見たけど、そりゃあ相当大変そうだった。レシピを作るってすごい。しかも、誰もが作り易いレシピ。

何処かで料理を作る料理人は、また違うと思ってたけど、常に同じ物を作る為には、やはりレシピは必要。大きなお店になると、他の人に作って貰う必要も有る。

家で料理を作って、家族に食べて貰うのも楽しいし幸せなんだけど、仕事したいなーって最近たまに。。まずは家で作ってる物のレシピを起こす所からやってみようかな。

らくらくプレスの記事にも書いてあったけど、これに平野レミさんが含まれないのが残念。
ちょっと異次元過ぎる感は有るけど 笑 この人の一直線な感じも大好き。
旦那様はイラストレーターの和田誠さんで、長男はCMクリエイター、次男はTRICERATOPS和田唱さんという芸能一家。その点も、ちょっと異次元かな。
でも、こんなに一般の人に浸透して受け入れられて。面白い。

有本葉子さんも一時期ハマったなー。この方は、ちょっとハイクラスな憧れ混じり。
シンプルでシュッとしてる。

でもやっぱり1番好きな料理家は、高山なおみさんかな。
エッセイを何冊も書かれていて、文章も好き。
ナチュラルなんだけど、毒が随所に。

他にも沢山いらっしゃるし、新しく色々出てこられてるんだろうな。

上海に来るに当たって、相当数の本を整理したけど、厳選して持って来た料理本を、久々に引っ張り出してこようかなー
あー、本屋さんでぐるぐるしたいー

珍しくかなり長い記事なんだけど、結局最後は引きこもりからの逃避に終わるという。。

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