2017年も、無事に塩鰤が頂けて良かった。
明けまして、おめでとうございます。
上海に来てから、何故か急な帰国になり、年末年始はいつも日本。
私は、子どもの長期休暇はなるべく家でゆっくりしたいので(子どもは日本に行きたがりますが…)、今年はそんな事になりませんようにとの願いが通じ、ゆっくりと年末年始を過ごせて良かった。
御節は、子どもの頃からお正月に食べて来た物の中から、好きなものだけを作るスタイル 笑。
黒豆は必ず炊き、なますと鰤の照り焼き、牛のタタキ、煮しめ。これだけ有れば万々歳。
実家のお雑煮は、するめ出汁のお澄ましに、丸餅とほうれん草と塩鰤。そこに大きめ鰹節を大盛り！
どうしても毎年、塩鰤だけは食べたくて、関東に住んでた時も鰤を柵で買えるお店探して大金はたいて買ったりしてたな。因みに、写真左から２つ目が塩鰤。
上海では、ただでさえ魚が高いのに、鰤をしかも柵で買えるものだろうか…。
幾つかのお店に聞いてみたけど、惨敗。ある日アピタの魚売り場を見ていたら鰤のお刺身と鰤シャブ用の鰤が有ったので、これは絶対柵で買える！と、日本語出来る店員さんも交えて話し込み、無事に予約出来ました。やっぱりありがたい、日系スーパー！しかも、普通日本人の感覚だと、魚の4分の1の場合は、お腹側にしようか背中側にしようかも悩みがちだけど、ここは融通の利く国。どちらも含めた斬新な4分の1身買えることになり、ホクホクの私。高かったけど、目を瞑るわ。
お腹側は照り焼きにして、残りの背中側の柵にたっぷりと塩を付け、キッチンペーパーで巻いて、更にラップで巻いて。これを3日ほどそのまま置いておき、食べる時に切って茹でる。
虹色にきらめく表面が美しく、ほろほろしながらも噛み応えの有る鰤が大好き。
これさえあれば、何処に居てもお正月気分を味わえる一品。
今年も色々な所にお世話になりながら、手作りを楽しみたい。
